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  1. イソトレチノイン (isotretinoin)
  最近イソトレチノインという紫色の錠薬が、ひどいにきびや結節嚢腫性のにきびに使用されて良い效果を得ています。主に皮脂の分泌を抑制し、毛嚢が固くなるのを防ぎ、炎症も緩和させる作用をします。大きな副作用がなく比較的安心して服用できますが、唇や口腔粘膜などが乾燥したり、手の平の角質がはげたり、全身がかゆくなったりの副作用が生ずる場合がありますので必ず皮膚科専門医の処方を受けてから使用してください。その他、血液中の脂質上昇や、特に姙娠中に服用すると胎児に奇形が発生する可能性がありますので、姙娠前と姙娠中には絶対に服用しないでください。他の薬剤に比べて体外に排出されるのにかかる時間が長いので、イソトレチノインの服用を止めても約 1 ヶ月間は絶対に姙娠しないように留意しなければなりません。 またイソトレチノインとテトラサイクリン錠剤を同時に服用すると頭蓋腔內圧の増加によって頭痛が生じるので禁物です。
 
  2 . 抗生剤
  服用する抗生剤は主ににきび菌の生成を抑制し、抗消炎作用をすると言われますが面皰に直接作用する可能性もあります。にきびに使用される抗生剤としてはドクシサイクリン、テトラサイクリン、ミノ−サイクリン、エリスロマイシン、クリンダマイシンなどがあります。 テトラサイクリンは消化障害、光毒性皮膚炎、2次肝炎、膣炎、 肛門周囲のそう痒症、色素沈着などの軽い副作用がありますが非常に安全な薬で、テトラサイクリンを何週間か服用して症状が好転すれば徐々に量を減らして最後は塗る薬だけ使用するのが普通です。 しかしテトラサイクリンは 12歳以下の子供と腎臓機能が良くない人にはよくありません。ドクシサイクリン、ミノーサイクリンやエリスロマイシンなども効果はテトラサイクリンとさほど変わりないと言われています。
 
  3 .エストロゲンホルモン剤
  にきび治療剤としてのホルモン剤ではエストロゲンが良く使われて来ましたが、これは
エストロゲンに皮脂の分泌を抑制させる效果があるからです。しかし
エストロゲンは体重増加、高血圧、膣炎、しみ、血栓症などの副作用を誘発する可能性があるので一般的な治療としては、治りずらくひどい膿疱囊腫性のにきびで16歳以上の女性に限って使用されます。
 
  4. 副腎皮質 ホルモン剤
  ステロイドを引き起こす可能性があるが、治りずらい重度のにきび治療には效果的な方で、ひどい嚢腫性にきびや凝塊性にきびの治療には抗生剤よりも效果が優れている。副作用のため用量と服用日数を愼重に考慮しなければなりません。